HSPと生きよう~乳幼児期~《1》
昔からとても神経質でした。
記憶が無い頃からそうだったらしい
(らしい、というのは赤ちゃんの時の話を親から聞いたから)
例えば
3人姉妹(当時はまだ姉と私だけ)の姉は
1回お昼寝してしまうと2,3時間はぐっすり寝てしまい、買い物にも行けたそうです。
(今なら子供放置なんて大変な事ですが昭和だったのでね)
対して私は寝たと思ってもちょくちょく目を覚まし母親が居るかどうか頭をぐる~とまわして探し、居るな、と確認したらまた寝る……を繰り返すのでその場から離れられなかったんだそう。
人の視線が怖い
親戚の集まりで沢山の目があるのが怖い
集団が嫌い
大人、子供関わらず声色や顔の変形
笑ってないくせに口だけ笑ってる
「目が笑ってないよこの人」
お互い取り繕う大人同士の滑稽さ
なんで楽しくないのに笑ってるの?
集団の中のピリピリ感をバリバリ感じて
親戚の集まりや子供会にも行かなかった
馬鹿みたい
「皆で仲良くしましょうねえ」??
何で皆と仲良くしなきゃならんの?
何で同じことしないといけないの?
はみ出すと「変わり者」
独りでいいじゃないか!
独りは駄目?
集団行動出来ない人間はクズ?
くそくらえじゃ!
幼稚園児でそんなことを考えていた私は
やっぱり変わり者
「皆でお外で遊びましょう!」
先生のやたら作ったような甘ったるい違和感のある声で呼びかける
子供達は
「わ~お外で遊ぼうーー!!」
皆で出入口に飛び出して行く
「◯◯ちゃん、お外行かないの?」
私無言w
幼稚園ではお花や動物の絵をハサミできれいに切るという授業?もあったが
私はそれが大好きで
お外よりもそっちを延々チョキチョキチョキチョキ✂️✨やってた。
みーんな明るい園庭で各々グループを作って遊んでいたが
私は延々チョキチョキチョキチョキやっていて、最初こそ先生も
「皆と遊ぼう?」
と言っていたが
そのうちに放っておいてくれるようになった
呆れて諦めたのか何なのか
私の自由時間はハサミ✂️でチョッキンが至福の時間となる
「くだらない」
「皆と一緒って何で?」
そーんなひねくれた幼稚園児が出来上がったわけです。
可愛げないですね~w
人と顔の筋肉の動かし方や何となくの雰囲気でこの人とは無理!
と1回思ったらどうやっても無理だった
いじめられた。
鉄棒が苦手で前回りさえ怖かった私を後ろから突飛ばし鉄棒を握っていた手が外れ
顔面から地面に叩き付けられた
突き飛ばした彼女は笑っていた。
痛くて泣いたけど
「このくそ女!!!!」と心のなかで恨んだ
「手を離したのが悪いんじゃん」
ニヤニヤニヤニヤと口の端を歪めて笑う幼稚園児。
無邪気?
無は無いです。
「邪気」に満ちた顔と思考です。
幼児は大人が思っているよりしっかり考えてると思う。
どす黒いもやもやが見えるもの。
まだまだ「HSP」なんて言葉が世に出る
ずっとずーーーーーっと前のお話でした。
また次回お会いしましょう!😊😊